男何て皆そんなもんさかっこ棒読みかっことじ

<平和ボケの予感>

一姫01「にゃー…眠いです。眠いですけど、宿題が終わりません…」
ぼく01「がんばれー。宿題は自分自身の為にあるんだぜ多分。ぼくは嫌いだけどな」
一姫02「説得力ゼロだ…。大体本なんて読んでないで姫ちゃんの宿題手伝ってくださいよ」
ぼく02「これぼく自分の教科書なんだけどな…」
一姫03「いいじゃないですか師匠大学なんて行ってないようなもんじゃないですか」
ぼく03「…失敬な」
一姫04「お願いしますあと一晩じゃ終わりません!姫ちゃん滅びます!」
ぼく04「いっそ滅びろ」
一姫05「お願いしーまーすメイド服とか着てもいいですよ師匠!!」
ぼく05「また突飛な発言だね…。ぼくは年上の人のメイド服じゃないと嫌だな」
一姫06「…師匠の趣味はわかりません」
ぼく06「ふっ、たかだか17歳の小娘に判ってたまるか。あかりさん、元気かなぁ・・・」
一姫07「…何だか今姫ちゃんの自尊心が傷つきました17歳所か12歳と間違えられる姫ちゃんの心が傷つきました」
ぼく07「いや御免。ぼくも姫ちゃん17歳に見えない…」
一姫08「ひ、酷い!師匠ってば初めて合った時からそんな目で見てたですね!見損ないました!」
ぼく08「その台詞だけ聞くと目茶目茶勘違いされそうだからやめてくれ」
一姫09「いっときますけどね!姫ちゃんはまだ伸びるですよ!いつか潤さん越すんですから!!」
ぼく09「無理だね」
一姫10「即答!?いや、毎日ぎうにうだって飲んでますし!」
ぼく10「あんまり関係ないかな。牛乳ってカルシウムの摂取源とか言うけど、実際はあまり採れないらしいよ。呑みすぎると太るし」
一姫11「うっ…でも、苺ぎうにうですし!!」
ぼく11「イチゴだろうがなんだろうが事実は事実だね。というか、苺牛乳は砂糖がいっぱい入ってるから余計だめだよ」
一姫12「しっ師匠自分が平均的身長及び平均的体重だからって姫ちゃんの事アホにしてますね…ッ!?」
ぼく12「アホは君だ。っつーか平均で悪かったな」
一姫13「師匠自分がちょっと頭いいからって姫ちゃんの事けがしてっ…!!!」
ぼく13「そこは穢してではなく貶してだよ。ぼくはデザートは最後まで取っておくからね? まだ穢してないよ」
一姫14「師匠の変態!」
ぼく14「変態いうな。男の浪漫だかっこ棒読みかっことじ」
一姫15「汚らわしすぎます!師匠なんて最低最悪の鬼です悪魔で魔玉です!!!」
ぼく15「魔玉ってなんですか魔王ですか。ていうか姫ちゃん、男はみんなこんなもんさかっこ棒読みかっことじ」
一姫16「…見損ないました、師匠何てもう師匠じゃなくて四郎です」
ぼく16「ぼくは長男だよ」
一姫17「師匠何て人面犬に噛まれて人面犬になっちゃえばいいんです!」
ぼく17「訳わかんねえ。つーか人面犬じゃなくて狂犬病の間違いじゃないの?」
一姫18「ふっバカですね。人面犬に噛まれると自分も人面犬になるんですよ?ちなみにソースは子荻先輩ですです!姫ちゃんの記憶力は退化です!」
ぼく18「退化してどうする。いくら子萩ちゃんが言ってた事とは言えども退化した姫ちゃんは当てにならん」
<音量下げる>
一姫19「わあんもう師匠なんて…なんてっ…!………」
ぼく19「なんだいぼくが何なんだい?ほれほれ、いってみー」
一姫20「ししょうなんか…だ、だだだ……大…」
ぼく20「だ?姫ちゃん「だ」しか言えな病?」
一姫21「違います!師匠なんか大総統です!」
ぼく21「漫画が違う。」
<BGM切る>
一姫22「…え、あ、や、違っ………も、もういいです!師匠の所為です全部!!バカーーーッ!」(キラッ ビュッ スパーン)
ぼく22「ちょっちょちょタンマ!姫ちゃん、駄目だよ!ジグザグ禁止!曲弦糸禁止!」
姫23「バカーーーーーーッ!!!!!」
(スパーンスパーン)
ぼく23「姫ちゃんストップ!アパートが壊れるよ!判った、なんかよくわかんないけど謝るから!ね、この通り!」
姫24「ひっひめちゃんだってぇ…お、おっきく、なって、し、ししょーをーみかえして………!
ぐすっぐすっうえぇ…っ」
ぼく24「ししょーを見返してくれるのは判ったから、ほら、泣かない泣かない。笑うかどには福来る、はい笑ってー」
一姫25「う…に、にー… ってつられちゃったじゃ、ないですかぁ!ししょー!」
<段々ボリューム上げる>
ぼく25「よしわかった、姫ちゃん、こんど何か奢ってあげるからなかないなかない」
一姫26「うーっ…くすん…」
ぼく26「よしよし分かったら机修理ー、見事にテーブルが切れたー。というか曲絃糸はダメだよ。捨てるよ。糸没収。」
一姫27「ぎ、偽善者だ…ひくっ」
ぼく27「こっちで生きてくならダメだって言ったろ。それに自分で壊したものを自分で直すのは当たり前です。姫ちゃんのだけど」
一姫28「姫ちゃんそんな事できまひぇん…」
ぼく28「応援するから。ファイオー」
一姫29「しゅんかんせっちゃくざい何てこうかなもの姫ちゃんありませんからガムテープさんでがんばるです…」
ぼく29「ふぁいおー」
一姫30「…あーくっきませんね
…うー……とりゃっ…えいやあっこのやろっげしげし!」
ぼく30「姫ちゃん」
一姫31「はい?何ですか師匠」
ぼく31「ガムテープさんはげしげしやつてもくっきません」
一姫32「あう」
ぼく32「あうじゃなくて」
一姫33「ガムテープさんがくっついてくれないのが悪いんですよ師匠!」
ぼく33「ガムテープさんじゃ根本的に無理だって事にいい加減気づこうよ」
一姫34「じゃあどうすりゃいいですか」
ぼく34「そうだね……あーこんな所に具合良く瞬間接着剤がー姫ちゃんこれを使うんだーかっこ棒読みかっことじ」
一姫35「わ!凄いですねきっと神様の思し召しですね!」
ぼく35「そうだね」
一姫36「ではでは早速」
ぼく36「ふぁいおー」
「・・・・・・・・・・」
ぼく37「どうした姫ちゃん」
一姫37「・・・・・・・・・・・・しゅんかんせっちゃくざいが瞬間的に接着しました」
ぼく38「良かったね」
一姫38「指に」
ぼく39「アホだ…こうなるって分かってたから出さなかったのに」
一姫39「あ!じゃあ師匠しゅんかんせっちゃざい持ってたんですね!?隠してたですね!?」
ぼく40「いや最初から気づけよ」
一姫40「師匠の所為で親指と中指がくっつきました…」
ぼく41「全部自業自得だろ」
春日井01「お湯でふやかせば取れるよ接着剤」
一姫41「そうですか有難う御座います師匠」
ぼく42「え?ぼく何も言ってないけど」
春日02「そうだよ。アドヴァイスしたのは私だから私に礼を言うべきだと思わなくもなくなくなくなくなくなくなく以下略ない」
ぼく43「略したら結論が分からないんですけど…ていうかビールを買うな春日井春日!いつからそこに居た春日井春日!!」
春日03「一姫ちゃんが泣き出した辺りから」
「……」
ぼく44 最悪だ…。
よりによって春日井さんに見られるとは、いや、みいこさんとか魔女とか崩子ちゃんに見られても気まずいんだけど、それにしても春日井さんに見られるとは…。
ある事ない事言いふらされるの確実だった。
ぼく45「春日井さん」
春日04「何かな。ちなみに私は最近「はじめ」ってお店のメニューにかかれている黄金卵の寿司が気になって仕方が無かったりする。これは独り言だから一切合切君は気にしなくていいんだけどね?」
ぼく46「……分かりました。幾らでも買って差し上げますよ」
春日05「本当?」
ぼく47「1000円以内に抑えてくださいね」
春日井06「ヘボー」
ぼく48「うるせえバカ」
一姫42「わー。師匠のおごりですね」
ぼく49「なんでぼくが姫ちゃんに奢るんだい。寧ろぼくが奢って欲しいよ、机直せよとっとと」
一姫43「いえいえ先程師匠は姫ちゃんに奢って下さると言いました。ね?殺害さん(春日井さんの発音)」
春日07「言ってた言ってた。私は確かに聞いたよ」
ぼく50「つっこめよNOT殺害さん。いらん事聞いてるなよ春日井さん」
春日08「では、早速寿司屋に行こういっきー。私、先行ってるから。お金下ろしてきてね」
一姫44「姫ちゃんも先いくですー師匠、師匠の分も注文しといて差し上げますからね。特上が美味しいんですよね?特上」
ぼく51「待て!ぼくを破産させる気か貴様!何の陰謀だ!!つーか机直せーー!!」
一姫45「ではではーお寿司の元へレッツゴーです!!」
春日09「レッツゴー。」
ぼく52「ふざけんなー!!!」